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アポ取りの詰めの段階でも「あまり押し過ぎず、少し引く」
アポを取得する秘訣として、「お願いしない。一生懸命に語らない。」ことが大切であることを、
以前、こちらのブログに記させていただきました。
それに関連したお話を、今回してみたいと思います。
みなさんは、アポを取得する直前、日程打診をする際に伝えるトークとして、
次の2つのうち、どちらが、アポを取得できる確率が高いと思いますか?
A「来週の前半に、そのようなお話をさせていただく時間を設けておりまして、
もしお時間、ご都合が合えばなんですが(合わなければ残念なんですが)」
B「来週、もしくは再来週に、そのようなお話をさせていただければと思っておりまして、
お客様のご都合の良い時間に合わさせていただきますので」
Aは、日程が限られており、機会は限定的です。
Bは、お客様の都合に合わせるため、いつでも商談設定が可能です。
さあ、AとB、どちらがアポを取得できる確率が高いでしょうか?
お客様が自由に日程を決められるBの方が、アポを取得しやすいと思いますか?
答えは。。。Aです。
お客様になったつもりで、AとB、それぞれを受け留めて聞いていただきたいんですが、
まず、Bの方は、印象として
・とにかく、そちらに時間を合わせますので、ぜひ聞いて下さい。
という、というニュアンスが強く伝わっていませんか?
相手に伝わる印象としては、「お願い」です。
腰は低いですが、少し、安っぽい感じがしませんか?
それに対して、Aの方は、
・もしお客様がその時間に調整していただくことが可能であれば、普段聞けない、こんな話を聞くことができますよ。
・もし、時間を合わせていただけるのなら、そのお話をすることは、やぶさかではありませんよ。
という印象です。
ちょっと、もったいぶった感じですが、価値ある少ない機会という演出効果を出すことができます。
確かに、日程としては限定的なため、お客様の都合が合わない可能性はあります。
でも、心配ご無用。もし都合が合わない場合は
「たとえば再来週であれば、●曜日と●曜日でしたら可能です」と、
再打診すればいいだけのことですから。
もちろん、日程打診に至るまでのトークも重要ですから、
興味を持ってもらえるような内容を、それまでに展開できていないと、
いくら希少価値を演出してもアポは取れないでしょう。
ただ、アポ取りの最後の詰めの段階(日程打診)で、
「いつもでもいいので、ぜひお話を聞いて下さい」と安っぽく伝えて、
お客様に逃げられてしまうのも、もったいないですよね。
日程打診の部分を例にしてお伝えしましたが、
テレアポのトークは全体的に「あまり押し過ぎず、少し引く。」
それが、いずれの段階でも大切です。
以前、こちらのブログに上げた「お願いしない。一生懸命に語らない。」の説明と合わせて、
よくご理解いただければ、アポ取得の割合いも上がってくると思います。
ぜひ、試して、活用していただければと思います。